入塾のきっかけは、川崎市商工会議所の交流会で斉藤社長とお会いし、その後熱心に誘って頂いたからです。私は株式会社にしているもののいわゆる一人社長でしたので、当初は断っておりました。しかし斉藤社長の熱意と、自分としても閉塞感を何とかしたいという思いがあり、入塾を決意しました。
入塾してみると、会社規模など関係ない、経営者・社会人としての「基本」を突いた内容であり、入塾して正解だったと思いました。
私の創新成果ということで3点を挙げたいと思います。
第一に、課題解決の糸口が見えたことです。私には自社製品を開発するという目標がありました。これまでも手を付けたものはいくつかありましたが、ちょっとした壁にぶつかると中止してしまう弱点がありました。今回、創新塾の中で自分のビジョンを明確にすることができました。今後はそれに向かってぶれずに進んでいきたいと思います。
第二に、同期の塾生と課題を共有し、視野を広げることができたことです。96期は3名体制でしたが、少人数だからこそお互いの人柄、業務内容を深く知ることができました。課題は三者三様でしたが、自分に置き換えて考えることで、自分の考えの幅が広がったと思います。
第三に、つながりを作れるチャンスを得られたことです。私のように一人で業務を行っている者にとって、様々な業種・業務に携わる方と知り合えるチャンスは非常に大切なことです。創新ネットシティのイベントに参加する中でそのようなチャンスを得られたことは大きな成果だと感じています。
創新塾は本日卒業となりますが、ここからがスタートだと思っています。
ここで培った「基本」を軸にして、今後も頑張っていきたいと思います。