「部下を育てられる部下に育てる」
この言葉は、経営理念の調査のため信頼する若手経営者の会社に訪問した際、心に残った言葉である。
この言葉は、私の15ヶ月間の基本的テーマとなった。
そして、心に落とし込まれたとき、部下(人)を育てることは私自身の使命だと自覚した瞬間となった。
部下へのOJTを通してコーチングを、ティーチングを行い、あり方を、仕事に取り組む姿勢を、それらを篤く語る機会を得た。また自らの行動と姿勢が大事と真剣に取り組んできた。部下へは当初から理念、ビジョン、創新目標、突破口宣言といずれも公開し、自身の使命や思いを語ってきた。
部下に対してコミットしたことがある。
それは、何があっても、部下に関する業務上の事柄で上司として愚痴は一切口にしない、ということ。実は、これは意外と忍耐力の要る行動だった。口に出した方がどれだけ楽か実感した。今では愚痴にしないことがあたりまえになった。
部下(人)へのOJTは、実は人を育てているようで自分自身が部下から育てられているという性質のものだと感じている。人を育てる、人と関わるということは、自己の生き方を掛けるという性格があるようにも思える。
特ににんげんとして仕事における明確なスタンスの確立も要求された。OJTというのは、そもそも上司部下同時に育てるものなのかもしれないと思った。
創新目標「部下のOJT」
人に真剣に関わるから、達成感のある結果に結びつく。OJTは継続中です。
34期の「友」達、塾長をはじめとする事務所のスタッフの皆さん、あなたがたがおられたから、私は、貴重な実績を積みました。
ありがとうございました。