2年前に園長に任命され、その5ヶ月後に入塾致しました。既に本園のオーナーである理事長のご子息が入塾されており、同じ方向を向いて互いに歩んでほしいとの理事長の思いから入塾を決意しました。
入塾当初は経営者でもない私にふさわしい場なのか自問自答したり、挫折しそうになったりする時も多々ありましたが、同期の仲間に支えられ励まされながら何とか一年間続ける事が出来ました。72期のメンバーの皆さんには本当に感謝しています。特にAIC会議では、自分自身について心の奥底まで探って頂き、自分でも気付かなかった自身のストロングポイントに気づかせて頂いたり、前向きな意見や厳しい指摘も受けたりする中で、私の仕事に対する方向が見えてきました。
又、100年企業探求でお会いさせて頂いたあんパンで有名な木村屋總本店の木村社長との出会いは衝撃的なものでした。リーダーとして、継承者として強い使命感を持ち、尚且つ謙虚で常に低姿勢な木村社長の姿とお人柄には学ぶべき点が数多くありました。残念ながら発表会では負けてしまいましたが、木村屋に訪問させて頂き本当に良かったと思います。
入塾当初、一年は本当に長い期間だと思っておりましたが、毎月の課題やレポートや通常業務に追われ、思えばあっという間の一年でした。これから幼稚園業界は少子化になり、園児募集が益々厳しくなると思います。そんな中で自園の強みを生かし、伝統を守りつつ新しい事にも目を向け、不易流行を常に捉えながら皆から愛される幼稚園づくりに尽力したいと思います。この仕事を天職と思い、生き生きと楽しく仕事をする事が塾に対する恩返しだと思います。塾長を始め斉藤社長、宮城さん佐々木さん、一年間本当にお世話になりました。又、同期の皆さん、今後とも宜しくお願い致します。